【独自】スリランカ人女性死亡 上川法相 遺族と面会

名古屋にある入管施設でスリランカ人の女性が死亡した問題で、18日、上川法務大臣が遺族に面会することが分かりました。名古屋入管で死亡したスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの遺族は17日、来日後初めて名古屋入管を訪れました。ウィシュマ・サンダマリさんの死亡にいたる経緯や亡くなる前の様子を記録したビデオの開示を求めましたが、入管側は詳細は「調査中」とし、ビデオについても「保安上の理由で開示できない」としています。「入管はウソを繰り返して逃げていると感じた」(ウィシュマさんの妹 ポールニマさん)

そうしたなか上川法務大臣が18日の夕方、遺族と面会することが新たにわかりました。遺族の代理人弁護士によりますと、17日、法務大臣側から「お悔やみを述べたい」と連絡があったということです。遺族はこれまで面会を希望していましたが、上川大臣は「調査中であり適切ではない」をなどとして、面会はしない意向を示していました。遺族は「上川大臣は必ずビデオを開示し真相を隠さず話してほしい」としています。