国会論戦『入国管理法改正案』めぐり紛糾

1日の衆院予算委員会は、外国人労働者の受け入れ拡大をめぐり紛糾した。与党は2日にも閣議決定する予定だが、答弁に立った山下法務大臣に「質問の答えになっていない」と野党が詰め寄る場面があった。立憲民主党の長妻代表代行は、外国人技能実習生の失踪について質問。失踪者の数は去年が7089人と過去最多だったが、今年は6月末の時点ですでに4279人に上っている。長妻氏は、こうした現状を放置して新しい制度を導入するのは「非常に無責任だ」と批判した。