プロ野球 元ロッテ捕手の醍醐猛夫さん死去

プロ野球ロッテオリオンズのキャッチャーとして活躍し、プロ野球記録に並ぶ4打席連続ホームランを打った醍醐猛夫さんが11日未明、白血病の為東京都内の病院で亡くなりました。81歳でした。

東京都出身の醍醐さんは、早稲田実業福岡ソフトバンクホークス球団会長の王貞治さんとバッテリーを組んで昭和31年の夏の甲子園に出場しました。

翌年にロッテの前身の毎日オリオンズに入団して1年目から113試合に出場しました。その後、大毎、東京、ロッテと球団名が変わる中で通算19年間、1つの球団でプレーを続け、オールスターゲームに4回出場しました。

また昭和45年にはチームの10年ぶりの優勝に貢献し、次の年にはプロ野球記録に並ぶ4打席連続ホームランをマークしました。

またコーチ兼任だった昭和49年にはことし10月に亡くなった金田正一監督の下24年ぶりの日本一に貢献しました。

通算成績は1775試合に出場して1132安打、打率2割3分4厘、ホームラン81本、打点472でした。

引退後はロッテでヘッドコーチや2軍監督などを務め、指導者としても功績を残しました。

醍醐さんは11日未明、白血病の為都内の病院で亡くなりました。

81歳でした。