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東京ヤクルトスワローズ マイナーリーグ内野手グリーン獲得】

プロ野球、ヤクルトは、打線の強化を図るため、今シーズン、アメリカのマイナーリーグでプレーした大型の内野手、ディーン・グリーン選手を獲得しました。

グリーン選手は、アメリカ・オクラホマ州出身の27歳です。身長1メートル93センチ、体重115キロ、右投げ左打ちの内野手で、メジャーリーグの経験はありませんが、今シーズンはデトロイト・タイガース傘下の3A(トリプルエー)・トレドなどでプレーし、トレドでは、61試合に出場して打率3割9厘、ホームラン7本、36打点を記録しました。

ヤクルトによりますと、グリーン選手は1年契約で、年俸は推定5000万円、背番号「40」に決まりました。ヤクルトは、3年前に60本のホームランを打ってプロ野球のシーズンのホームラン記録を更新したバレンティン選手がことしで3年契約の3年目が終わり、交渉を行っていますが、まだ合意には至っていません。

また、昨シーズンの打点王でファーストを守る畠山和洋選手は、わずか45試合の出場にとどまったことから、ヤクルトは、打線の強化を図るため、長打力のあるバッターの獲得を目指していました。

グリーン選手は「新しいチームメートと一緒にプレーすることが楽しみだ。昨年のような優勝を狙える常勝チームの一端を担えればと思う」と球団を通じてコメントしています。