読売ジャイアンツ(巨人) 村田と来シーズンの契約結ばず

プロ野球・巨人のホームラン王のタイトルを2回獲得した36歳のベテラン、村田修一選手と来シーズンの契約を結ばない事を発表しました。

村田選手は、プロ15年目の36歳。

平成15年に自由獲得枠で当時の横浜に入団し、平成19年から2年連続でホームラン王のタイトルを獲得しました。

平成23年のオフにFA=フリーエージェントの権利を行使して巨人に移籍し、1年目からレギュラーとしてチームのリーグ3連覇に貢献しました。

移籍6年目の今シーズンは、同じサードのポジションのマギー選手の加入もあり序盤は途中出場が多かったものの、交流戦後にサードで先発出場するようになり、118試合に出場し、打率2割6分2厘、ホームラン14本の成績を残していました。

今シーズン、リーグ4位に終わり、初めてクライマックスシリーズ進出を逃した巨人は来シーズンに向けチームの若返りを図る事にしていて、球団によりますと13日、都内のホテルで村田選手に対し来シーズンの契約を結ばない事を伝えたということです。

村田選手は「はっきりと言ってくださりありがとうございました球団には感謝しています」と話していたということです。

鹿取義隆ゼネラルマネージャは「苦渋の決断だった。チームの若返りを図る為にこう言う決断になった」と話していました。

又、村田選手が通算2000本安打迄後135本に迫っていることに触れ、「このまま巨人に居ては、先発出場の機会を与えるのが難しい。村田選手の選択肢を広げるのが責めてもの誠意だと思った」と述べました。

球団によりますと村田選手は自由契約なり、今後、移籍先を探すということです。

【ホームラン王やベストナイン等受賞】

村田修一選手は福岡県出身36歳。

平成15年に自由獲得枠で当時の横浜ベイスターズに入団しました。

長打力を持ち味に平成19年から2年連続でホームラン王のタイトルを獲得しました。

そして、平成23年のオフにFA=フリーエージェントの権利を行使して巨人に移籍し、1年目からサードのレギュラーとして3年連続で140試合以上に出場してチームのリーグ3連覇に貢献しました。

又、サードも守備にも定評があり、ベストナイン4回、ゴールデン・グラブ賞を3回受賞しています。

日本代表としては北京オリンピックや2009年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに出場しました。

移籍6年目の今シーズンは、同じサードのポジションのマギー選手の加入もあり、シーズン序盤は途中出場が多かったものの、交流戦後にサードで先発出場するようになり、118試合に出場し、打率2割6分2厘、ホームラン14本、58打点の成績を残しました。

又、プロ15年で通算1865安打を打っていて、2000本安打迄後135本に迫っています。