“あおり”の高級SUVは代車、事件翌日に返却 警察が押収

茨城県の高速道路で男があおり運転の末に相手の男性を殴った事件で、警察は事件に使われた車を押収しました。

この事件は今月10日、茨城県常磐自動車道で、高級SUVに乗った男が危険なあおり運転をした末に、男性を5発殴ったものです。男が乗っていた車は先月21日、神奈川県内のディーラーが、男が定期点検を依頼した車の代車として貸し出したものでしたが、15日午後、警察は、この車をディーラーから押収しました。

ディーラーによりますと、男は期限を20日近く過ぎても車を返却せず、事件の翌日になって代理人を使って後部がへこんだ車を返却してきたということです。

先月23日には、愛知県と静岡県でも同じ車とみられるあおり運転の通報があり、警察が捜査を行っています。今後、警察は車内の状況を調べるなどして、運転していた人物の特定を急ぐ方針です。