サッカーW杯 フランスが優勝 5大会ぶり2回目

サッカーワールドカップ ロシア大会、フランス対クロアチアの決勝はフランスが4対2で勝って、5大会ぶり、2回目の優勝を果たしました。

決勝は15日、モスクワのルジニキススタジアムで行われ、自国開催だった1998年の大会以来、2回目の優勝を狙うフランスと、3試合連続で延長戦を戦って初めて決勝に勝ち進んできたクロアチアが対戦しました。

試合は前半18分、フランスが相手のオウンゴールで先制したのに対して、10分後にはクロアチアペリシッチ選手の2試合連続の連続のゴールで同点に追いつき、互角の展開で進みました。

そしてフランスは34分、コーナーキックのボールを競り合った際のプレーで、ビデオ判定の末に得たペナルティーキックを攻撃の中心、グリーズマン選手が決めて、勝ち越しました。

後半、フランスは攻撃の勢いを増し、守備的ミッドフィルダーのポクバ選手と19歳のフォワード、エムペパ選手が立て続けに豪快なミドルシュートを決めて追加点を奪い、4対1とリードを広げました。

このあとクロアチアが1点を返したものの、フランスは終盤、守備を固めてリードを守りきり、4対2で勝って、5大会ぶり2回目の優勝を果たしました。

またフランスのデシャン監督は1998年大会では選手として、今回は監督としてワールドカップを制しました。

選手と監督の両方での優勝を経験したのは、史上3人目です。