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カタルーニャ州首相、スペイン国王を批判】

スペインからの独立を問う投票を強行した

カタルーニャ州政府の首相はテレビ演説で、

スペイン政府を支持した国王について、「数百万のカタルーニャ人を無視した」と批判しました。

カタルーニャ州が強行したスペインからの独立を問う住民投票では、スペイン警察が投票に介入し、負傷者が出ましたが、スペイン国王のフェリペ6世は3日の演説で、スペイン政府を支持する姿勢を明確にしました。

これに対しカタルーニャ州のプチデモン首相は4日、テレビ演説で国王を批判しました。

「国王はカタルーニャに災難をもたらしてきた中央政府に同調し、数百万人のカタルーニャ人を意図的に無視した」(カタルーニャ州 プチデモン州首相)

さらに、プチデモン州政府首相は「独立宣言」を行う姿勢を改めて示す一方、事態打開に向けた調停を求めました。しかし、スペイン政府は対話に応じる姿勢を見せておらす、EUも内政問題だとして仲裁には消極的な姿勢を示しています。

事態が打開されなければ、早ければ9日に行われる州議会で独立が宣言される可能性があります。