カタルーニャ独立問う、住民投票「来月1日」に

バルセロナを中心とするスペインのカタルーニャ自治州で、スペインからの独立の是非を問う住民投票を来月実施する法案が賛成多数で可決されました。

カタルーニャ自治州の州議会は6日、独立の是非を問う住民投票を来月1日に実施する法案を賛成多数で可決しました。もし独立賛成票が過半数に達すれば、48時間以内に独立宣言を行うとしています。カタルーニャ地方は独自の言語や文化を持つことから独立志向が強く、2014年に拘束力を持たない住民投票を行った際には独立派が多数を占めました。スペインのラホイ首相率いる中央政府住民投票を「断固阻止する」としていて、激しい対立が続くとみられます。