都議会「リオ視察」中止へ、費用が高額過ぎると批判

東京都議会が予定しているリオ・オリンピック、パラリンピックの視察をめぐり、高額な海外出張への批判の高まりから、都議会が視察を中止する方針であることがわかりました。

東京都によりますと、都議会では、議員27人随行する職員およそ10人が4組に分かれて、3泊7日のリオ・オリンピック、パラリンピック視察を予定していました。予算は、およそ6200万円を計上していましたが、ホテル代高騰などで大幅に上回り、1億近くになるおそれがあります。

舛添氏の海外出張が高すぎると厳しく追及していた都議会が、高額な海外出張をすることは世論の反発を招きかねず、都議会が視察を予定する方針であることがわかりました。24日にも正式に中止を決定するとみられています。