東海大硬式野球部 寮内で複数部員が薬物使用

東海大学は17日午後1時すぎから緊急会見し、湘南キャンパスの硬式野球部の寮内で複数の部員が大麻とみられる薬物を使用していたことが発覚したと発表しました。

東海大学によりますと、9日に大学宛に電話で「東海大学硬式野球部において、部員が大麻を使用している疑いがある」と通報がありました。大学は調査委員会を立ち上げ、警察に相談したということです。16日になって野球部員から申し出があり、寮内で複数の野球部員による大麻とみられる薬物の使用が確認されたということです。野球部員は「興味本位で大麻をしようしたと話している」ということです。東海大学はこの不祥事を受け、硬式野球部の活動を無期限で停止しました。東海大学湘南キャンバスの硬式野球部は2019年の首都大学秋季リーグで全勝で73回目の優勝を果たしています。硬式野球部の部長は「数々の伝統ある野球部から不祥事が出たことを重く受け止めている。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話しました。