トランプ大統領 6月のG7首脳会議はテレビ会議で
新型コロナウイルスの影響を受け、トランプ大統領はアメリカで6月に予定していたG7(主要7カ国)の首脳会議をテレビ会議で行うことを決めました。
ホワイトハウスによりますと、トランプ大統領は各国の新型コロナウイルスへの対応を優先させるため、6月にワシントン近郊で行われる予定だった首脳会議を中止してテレビ会議にすることを決めました。テレビ会議への変更は、準備を担当する国家経済会議委員長から日本を含む各国に伝えられたということです。G7の首脳によるテレビ会議は今週、すでに行われていて、トランプ大統領は首脳が直接会わない状況でも緊密な連携を取るために来月から6月まで毎月、テレビ会議を開催する考えを示しているということです。
また、トランプ大統領は会見で、新型コロナウイルスの発生源を巡って激しい欧州の続く中国の初動対応について「数ヵ月前に発生した時に中国国内で封じ込めることができたはずだ。今、世界はその代償を払っている」と改めて批判しました。東京オリンピックの開催については「安部総理大臣はまだ決断していないと言っていた。どういう決断になるか分からないが、総理の判断に従う」と話しました。