中日ドラゴンズ 笠原「発作性上室性頻拍」で復帰に約1か月

先月、不整脈の病状で急遽先発登板を回避したプロ野球中日ドラゴンズの笠原祥太郎投手が10日、病院で検査を受け、「発作性上室性頻拍」と診断されました。笠原投手は、すでに治療を終えて経過は順調ですが、復帰には約1か月かかる見込みです。

笠原投手は、先月27日、不整脈の病状で急遽阪神戦の先発登板を回避し、1軍の出場選手登録を抹消されました。

球団によりますと、10日に名古屋市内の病院で精密検査を受けた結果、突然動悸が始まる「発作性上室性頻拍」と診断され、すぐに入院して治療を受けたということです。

経過は順調で、13日退院予定ですが、復帰には約1か月かかる見込みだということです。

中日ドラゴンズは、けがなどで先発ピッチャーの離脱が相次いでいて、10日の時点で負け越しが今シーズン最多の「5」で順位も5位に沈むなど、苦しい状況が続いています。