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【プロ野球 中日 岩瀬と荒木が今季限りで引退へ】
プロ野球の現役最年長で、歴代最多セーブを挙げている中日の岩瀬仁紀投手と、守備の名手として活躍する一方、去年、通算2000本安打を達成した荒木雅博選手が、共にに今シーズン限りで現役を引退する意向を固めた事が分かりました。
岩瀬投手は愛知県出身の43歳。社会人野球のNTT東海から平成10年のドラフト2位で中日に入団し、キレのあるストレートとスライダーを武器に1年目からリリーフ陣の柱となりました。
平成16年からは、11年連続で20セーブ以上をあげるなど、球界を代表する抑え投手となり、プロ20年目の今シーズンここまで歴代最多の通算406セーブを挙げています。
去年8月には歴代単独最多、通算950試合の登板を果たし、阪急でエースで活躍した米田哲也さんが持っていたプロ野球記録を更新して、前人未踏の1000試合登板にあと1試合としています。
一方、荒木選手は、熊本県出身の41歳。平成7年のドラフト1位で熊本工業から入団し、平成16年から6年連続で30盗塁以上をマークするなど4回のリーグ優勝や日本一に貢献しました。
守備ではセカンドで「ゴールデン・グラブ賞」を6年連続で獲得した他、打ってもヒットも積み重ねて去年は通算2000本安打を達成するなど、走・攻・守全てでチームを支えていました。
しかし今シーズンは、岩瀬投手が45試合の登板でセーブは2つ、荒木選手は48試合の出場でヒットは10本、盗塁はなしと厳しいシーズンとなり、両選手とも今シーズン限りで現役を引退する意向を固めたということです。