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メジャーリーグ、フロリダ・マーリンズからフリーエージェントとなり移籍先を探していた44歳のイチロー選手が、11年余り所属していたシアトル・マリナーズとメジャーリーグ契約を結ぶ事で最終的な交渉に入っている事が関係者への取材で分かりました。
イチロー選手は、昨シーズン所属していたフロリダ・マーリンズでは、控えの外野手という位置付けで、136試合の出場のうち、109回が代打での起用でした。
打率は2割5分5厘で、メジャーリーグでの17年間で2番目に低い数字でしたが、代打での年間最多安打記録28本にあと1本に迫りました。
しかし、イチロー選手が3年間所属したフロリダ・マーリンズは、新しいオーナー体制の下でチームの若返りを図るとして、去年11月、イチロー選手と今シーズンの契約を結ばないと発表しました。
イチロー選手は、フリーエージェントとなり移籍先を探しましたが、マリナーズとメジャーリーグ契約を結ぶ事で最終的な交渉に入っている事が関係者への取材で分かりました。
イチロー選手は今後、マリナーズの球団ドクターによる身体検査を受ける予定で、この検査で問題がなければ、契約が結ばれる見込みです。
44歳のイチロー選手は、メジャーリーグでは2001年からマリナーズで11年半に渡ってプレーしたあと、ヤンキースやマーリンズに所属してきましたが、18年目となる今シーズンは、古巣のマリナーズで迎える見込みです。
マリナーズは、大谷選手が所属するエンジェルスと同じアメリカンリーグの西部地区に所属していて、イチロー選手の移籍が決まった場合、メジャーリーグでも投打5二刀流を目指す大谷選手との対戦が実現する可能性があります。