『原発いじめ』教育長らの処分発表

福島第1原発事故で、避難してきた児童いじめを受けていた問題で、神奈川・横浜市は、教育長に対する処分を発表した。

横浜市の林文子市長は21日、原発事故で避難してきた児童が、いじめを受けるなどした問題で、適切な対応をとらず、学校・教育行政全体の管理監督者として組織マネジメントが不十分だったとして、岡田優子教育長を文書による厳重注意処分にした。

また、市の教育委員会は、当時の学校教育事務所長2人を戒告処分とし、当時の校長に対しては、退職していることを理由に、戒告相当とするなど、6人を処分した。

岡田教育長は「再発防止策を着実に実施し組織力の向上や、教師の指導力の向上に取り組む」としている。