侍ジャパン、4対2でドミニカ下し3連勝

連日熱戦が続いている世界野球「プレミア12」。グループB最大のヤマ場となったWBC王者同士の一戦。

侍ジャパンドミニカ共和国に4対2で勝ち3連勝です。

3連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけたい日本。1回3番・ヤクルトの山田選手が元・中日のカブレラ投手からツーベースを放ちチャンスメイク。続くは4番・西武の中村(剛)選手は簡単に打ち上げ内野フライ。ところがセカンドがこれを落球、日本に棚ぼたの1点が転がり混みます。

早速の援護をもらった先発・ソフトバンクの武田投手は持ち味の緩急を操りピンチを背負いながらも無失点で切り抜けます。

すると4回、チャンスでメキシコ戦のヒーロー、日本ハムの中田選手が抜群のバットコントロールでタイムリー。日本2対0とします。

ところがその裏、武田投手にアクシデント。スリーアウト目を取ったときに右足首を痛め、この回で降板となります。それでも5回から緊急登板となった2人目、ヤクルトの小川投手がナイスピッチング。ドミニカの1、2、3番を簡単に三者凡退に切ってとります。

悪夢は7回、打ちとった打球をレフト・DeNAの筒香選手が目測を誤りエンタイトルツーベースにしてしまいます。そして、小川投手がホームランを打たれ、まさかの2対2の同点とされてしまいす。

連日の死闘、負けられない日本は、8回・中田選手が2点タイムリーツーベース。最後は守護神・松井裕樹投手がドミニカの反撃をしのぎきり、4対2で3連勝の侍ジャパン。決勝トーナメント進出へ王手をかけました。

「昨日今日と、なかなか楽に勝たせてもらえない。打線では中田様々ですね」(侍ジャパン 小久保裕紀 監督)

【試合結果】

日本4−2ドミニカ