小5いじめで保護者会「学校指導の責任もある」

名古屋市の市立小学校で、男子児童が同級生に総額20万円を渡していた問題で、5日、学校が保護者を集め、校長が今後の対応など説明しました。

保護者会は5日夜、全学年の母語者を対象に行われました。これは名古屋市の市立小学校で小学5年生の男子児童が今年8月からおよそ1か月間、同級生から「金を持ってこないとのけ者にする」などと言われ、総額20万円を渡していたものです。

「やっぱり分かると思う。何で担任の先生が気付かなかったのか」(保護者)

「学校の対応も素早かったし、安心しています」(保護者)

「無理でしょ。先生もいじめ対策とかしてないし」(保護者)

また、保護者会の後、校長が会見を行い、同級生が児童から現金を受け取っていたことを認めたうえで、今後、児童のケアにあたると話しました。

「学校の指導の責任もあると思います。子どもたちのサインをなかなか気付けず、多額な金額になってしまったことについて、今後、起こらないようしっかり見守っていきたい」(小学校の校長)