岐阜・中3転落死「死亡前日にトイレで土下座」

今年7月、岐阜市でマンションから転落死した中学3年の男子生徒は、死亡前日にトイレで土下座させられていたことがわかり、第三者委員会は、いじめが主な要因となった自殺との考えを示しました。

「和式の大便器の前で土下座をさせられ、頭を突っ込む形になった。いじめが大きな要因であることは外せないのではないのか」(第三者委員会 橋本治 委員長)

今年7月、岐阜市のマンションで中学3年の男子生徒が転落死し、自宅にいじめを示唆するメモが残されていました。岐阜市が設置した第三者委員会は5日、「男子生徒が死亡前日にトイレの和式便座前で土下座させられていたこと」を認定しました。

「今までいろんな理由でビンタされたり、(その)延長でそこまでいったみたいです」(第三者委員会 橋本治 委員長)

男子生徒は、苦手な給食をおしつけたり、金銭を要求されたりしていて、第三者委員会は「厳しいいじめが死亡の主な要因」で、転落死は自殺と捉えているとの考えを示しました。