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テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」で長年、語り手を務めた木島平村出身の俳優・常田富士男さんがきのう、脳内出血のため都内の病院で亡くなりました。
８１歳でした。
１９９８年、伊那谷を舞台にした映画の撮影でエキストラの地元住民と共演する常田さん。
１９３７年＝昭和１２年に現在の木島平村で生まれ、熊本県で育ちました。
高校を卒業後劇団民芸の養成所に入り、ＳＢＣなどで放送されたアニメ「まんが日本昔ばなし」で１９７５年から２０年近く女優の市原悦子さんと語り手を務めました。
２００４年には生まれ故郷の木島平村で、地元住民と、芝居グループ「農民芸術ふう太の杜」を立ち上げ、頻繁に村に足を運んで活動してきました。
おととし脳内出血で倒れる直前にも、公演の稽古のために村を訪れていました。
会では、明日から3日間、活動拠点の「郷の家」に献花台を設けて、常田さんを追悼することにしています。
