エベレスト挑戦の登山家・栗城史多さん死亡

世界最高峰「エベレスト」の登頂を目指していた登山家の栗城史多さん(35)が死亡しました。

栗城さんは21日にエベレストを下山途中に遺体で発見されました。無酸素での単独登頂を目指していた栗城さんは、12日にベースキャンプを出発しました。しかし、21日未明にかけて「体調が悪くなり、7400メートルの地点から下山する」と無線連絡をした後に消息が途絶えていました。

今回、エベレストに8度目の挑戦でした。詳しい死因は分かっていません。栗城さんは、2012年に重度の凍傷が原因で手の指9本の大部分を失っていました。