カタルーニャ独立問題、独立派が45万人参加デモ
スペイン政府がカタルーニャ州政府の自治権の一部を停止する措置を決めたことをめぐり、州都バルセロナでは独立派による大規模なデモが開かれました。
スペイン政府がカタルーニャ州の自治権の一部を停止する措置を閣議決定したことに反発してバルセロナでは21日、プチデモン・州首相も加わって独立派の大規模なデモが開かれ、45万人が参加しました。
また、プチデモン・州首相はテレビ演説で「断じて受け入れられない」「フランコ独裁政権以降最もひどい攻撃だ」と強く批判し、州議会で対応を話し合うべきとの考えを示しました。
スペイン政府は27日の国会で措置の承認を得る方針ですが、今後、州政府が正式な独立宣言に踏み切る可能性あり、混乱は続きそうです。