男がカウンセラーの人質に立て籠り 両親ら3人も怪我

18日夜、千葉県佐倉市の教会で、30代の男がカウンセラーの50代の女性1人を人質にして立て籠り、警察が説得に当たっています。男は立て籠る前、教会の中でバットやナイフを振り回し、男の両親ら男女3人が怪我をして搬送されましたが、命に別状はないということです。

18日午後8時半頃、千葉県佐倉市王子台にある「佐倉王子台チャペル」で、30代の男がナイフやバットを振り回して男女3人に怪我をさせた上、カウンセラーの1人を人質にしてナイフを持って教会の中に立て籠りました。

警察によりますと、当時、教会には男と両親、それに50代のカウンセラーの女性と教会関係者の男性の合わせて5人がいて、男と両親が女性に相談をしていたところ、男がナイフなどを振り回して暴れだしたということです。

男は女性を人質にして立て籠っていて、警察が説得に当たっています。

また、両親と教会関係者の3人は教会から逃げ出し、頭などに怪我をしていますが、命に別状はないということです。

人質の女性が怪我をしているどうかは分かっていません。

警察によりますと、男が何かを要求していることはないということです。

現場は京成電鉄京成臼井駅近くの住宅街で、近くには市民音楽ホールなどがあります。