参院選へ民主党県連が杉尾氏の擁立を決定
民主党県連は、夏の参院選に元TBSキャスターの杉尾秀哉さん(58)を擁立することを決めました。杉尾秀哉さん(58)の擁立は、長野市で開かれた民主党県連の常任幹事会で承認されました。今期限りで引退する北沢俊美議員の後継者になります。来週に予定される予定される党本部の公認を経て、正式に立候補を表明します。夏の参院選は、改選定数が現在の2から1に減る厳しい選挙戦になります。自民党は現職の若林健太さん(52)が立候補を表明しています。一方で、安保法に反対する市民団体でつくる「信州市民連合」が、野党統一の候補の擁立を呼び掛けています。共産党は新人の唐沢千晶さん(45)の擁立を決めていますが、安保法反対の姿勢で一致出来れば、統一候補の擁立に前向きです。現在議席を持つ民主党は、杉尾さんでの一本化を呼び掛ける方針です。県内の野党や市民団体は野党統一候補の実現に向け、今後話し合いの場を持つことにしています。