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スーパーあずさ新型車両公開』

東京と松本などを結ぶJR中央線の特急「スーパーあずさ」導入される新型車両が23日、報道関係者に公開されました。

JR東日本は、中央線の特急「スーパーあずさ」に使われている車両が、導入から20年以上たち、老朽化が進んでいることから、「E353系」と呼ばれる新型車両を導入する計画です。

新型車両は、南アルプスの雪をイメージした白地に紫のラインのデザインで、きのうJR甲府駅の構内で報道関係者に公開されました。

車両には空気圧を利用してカーブを曲がるときの車体の傾きを調節することで、揺れを少なくする装置を備え付けています。

車内には、すべでの座席にパソコンを置くことができる大型テーブルとコンセントが設けられているほか、各車両に空気清浄機も設置されています。

JJR東日本八王子支社の佐々木裕一課長は、「ビジネスマンや家族連れなどが快適に使える車両を目指し、走行試験を重ねたい」と話しています。

JR東日本では、今後、走行試験を繰り返し、安全性を確認したうで導入時期を決めることにしています。