ロシア副首相「ハラキリして落ち着くべき」

ロシアのロゴージン副首相は、日本政府がメドベージェフ首相の北方領土訪問に抗議したことを受けインターネット上に投稿し、「ハラキリをして落ち着くべきだ」と述べ、反発しました。

ロシアのメドベージェフ首相が22日、北方領土択捉島を訪問したのに対し、岸田外務大臣はロシアの駐日大使を外務省に呼び、「北方四島に関する日本の立場と相いれず、国民感情を傷つけるもので、極めて遺憾だ」などと述べ、抗議しました。

これを受けて、ロシアのロゴージン副首相は23日、自身のツイッターに投稿し、「本物の男なら伝統に従ってハラキリをして落ち着くべきだ。彼らは騒いでばかりいる」と反発しました。

ロゴージン副首相は愛国的な政治家の代表格として、たびたび過激な発言をすることで知られていますが、軍事分野を担当する重要閣僚の1人でもあるだけに、今後、日ロ関係に波紋が広がることも予想されます。