「Suica」再来年春頃から新たに23駅で利用可能に

JR東日本は、交通系ICカードの「Suica」が再来年の春頃から、篠ノ井線大糸線等の県内の23駅で新たに利用出来る様になると発表しました。

これは、JR東日本長野支社が20日会見を開いて明らかにしました。

それによりますと再来年の春頃から、篠ノ井線の田沢駅から信越本線長野駅の13駅と大糸線の北松本駅から穂高駅の10駅で、「Suica」が新たに利用出来る様になるということです。

これらの駅について、今後、ICカードに対応した改札機を設置する等、整備を進めていくとしています。

現在、「Suica」を県内で利用出来るのは、篠ノ井線松本駅から中央本線信濃境駅と小海線野辺山駅、それに新幹線が停車する5つの駅の合わせて21駅です。

JR東日本は、少子高齢化が進む中、利便性を高めて利用客を増す事で、公共交通の維持と地域の活性化に繋げたい考えです。

JR東日本長野支社の松橋賢一支社長は「交通の利便性が高まる事で駅周辺にも人が集まり、街に賑わいが出る事を来たいしている」と語りました。