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松本市誕生100年で展示会】

松本市で誕生してから今年で110年を迎えるのに合わせて、その歴史を振り返る展示会が市内の博物館で行われています。

松本市の市立博物館で行われている展示会では普段は収蔵庫に保管されていて公開されていない資料およそ20点が展示されています。

内容は松本市が誕生した明治40年から30年間に渡って初代市長を務めた小里頼永に関するものが中心で本人の肖像画と共に教員や新聞記者を経て政治家になったことなど経歴が記されています。

また、小里が使用していたシルクハットや盃等も展示されていて訪れた人はじっくり眺めながら松本の歴史を感じているようでした。

神奈川県から訪れた40代の男性は「使っていた物を見るとお洒落な人だったんだなと思いました。松本の魅力を知って帰りたい」と話していました。

松本市立博物館の丸山和子学芸員は「これまであまり披露していない資料を展示しているのでこの機会に博物館を訪れて貰えれば」と話していました。

この展示会は来月14日まで松本市立博物館で開かれています。