原発避難いじめ問題、横浜市教育委 当時の担当者ら6人処分【重要】

福島第一原発事故で福島から自主避難した男子生徒がいじめを受けた問題で、横浜市教育委員会の担当者ら6人を戒告などの処分にしたと発表しました。

この問題は原発事故で福島県から神奈川県横浜市自主避難し現在、中学2年の男子生徒(13)が、小学校で同級生からいじめを受け不登校になったものです。

横浜市教育委員会は21日、会見を開き、学校や教育委員会はおよそ1年7か月の間、組織的に適切な対応を取ることができなかったとして、小学校を管轄していた当時の教育事務所の所長2人を戒告にするなど合わせて6人を処分したと発表しました。

また、岡田教育長に対しては市長から文書による厳重注意があったということです。

岡田教育長は「いじめを受けたお子さんと保護者に長い期間つらい思いをさせ、大変申し訳なく思っております。私に課せられた責務として、学校・教育委員会全体の組織力や教師の指導力の向上に取り組んでいきます」とコメントしました。