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【花いっぱい運動発祥の地記念式典】
市民が中心となって「花いっぱい運動」に取り組んでいる松本市で、この取り組みが始まった記念日を祝う式典が行われました。
「花いっぱい運動」は戦後の荒廃の中、花や緑を増やして人々の心を豊かにしようと昭和27年の4月8日に松本市の教員の呼び掛けで始まり、その後、全国に広がりました。
7日は松本市内を流れる女鳥羽川の橋の袂(たもと)に建てられた記念碑の前で、運動が始まった記念日を祝う式典が行われ、住民や地元の子供達80人が出席しました。
はじめに松本市の菅谷昭市長が、「今後も運動を通じて住みやすい街、住んでみたい街と実感してもらえよう取り組んでいきたい」と挨拶しました。
そして、「街を花いっぱいにする会」のメンバー花壇にビオラの苗を植えたあと、参加者全員で花の種をつけた風船を飛ばしました。参加した男の子は、「街が花でいっぱいになるとうれしい。きれいな花が咲いてほしい」と話していました。
松本市では今年6月、「花いっぱい運動」の全国大会も開かれることになっています。