WBC日本代表に大谷ら18人

来年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表メンバーの一部が20日、発表され、北海道日本ハムファイターズ大谷翔平投手など18人が選ばれました。

今回で4回目となるWBCは、来年3月に16チームが出場して行われ、日本は2大会ぶり3回目の優勝を狙います。

日本代表メンバーをめぐっては小久保裕紀監督がメジャーリーグで活躍する選手も含めたチーム編成を目指す考えを示していて、現在、選手や所属球団との交渉が行われています。

こうした中、NPB=日本野球機構は国内の選手たちに準備を進めてもらうため、メンバーに登録できる28人のうち18人を先行して発表しました。

▼ピッチャーは投打の二刀流でチームの10年ぶりの日本一に貢献した北海道日本ハムファイターズの大谷投手や読売ジャイアンツのエース、菅野智之投手など7人。

▼キャッチャーは、北海道日本ハムファイターズ大野奨太選手など2人。

内野手は、先月行われた強化試合で4試合すべて4番を務めた北海道日本ハムファイターズ中田翔選手や、2連続で打率3割、ホームラン30本、盗塁30個のいわゆるトリプルスリーを達成した山田哲人選手など5人。

▼外野手は、ホームランと打点の二冠に輝いた横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手、広島東洋カープ鈴木誠也選手など4人です。

残りの10人のメンバーについては、メジャーリーグの選手たちとの交渉結果もふまえて、メンバー登録の期限となる来年2月6日までに決定することにしています。

小久保監督は「選ばれた選手に代表選手としての責任と自覚を持ってオフを過ごし、来年2月の強化合宿を万全の状況で迎え、世界一奪還を目指して準備を進めてほしい」とコメントを出しました。