中2男子自殺「いじめ理由の1つ」

2016年2月、宮城県仙台市立南中山中学校に通う当時2年生の男子生徒が自殺した問題で、第3者委員会が、「いじめによる精神的苦痛が自死の理由の1つ」との調査結果と、再発防止策の提言を、市の教育委員会に答申した。聞き取り調査の中で生徒たちは、しゃべる時に詰まっていたため、「ぶるぶる先輩」と呼んだなどと答えている。一方で、第3者委員会は、いじめを行った生徒については、「特定できない」としている。男子生徒の父親は「ちゃんと調べて、調査結果が出ると思っていたが、全部裏切られたような感じ。どんな感じでいじめられたのか。どういう人にやられたのか、ただそれだけを知りたい」と話した。父親は再調査を求める方針。