広島東洋カープの赤松 胃がんの手術受ける

先月末に初期の胃がんであることを明らかにしたプロ野球広島東洋カープ赤松真人選手が、胃の一部を摘出する手術を受けました。

34歳の赤松選手はプロ12年目の昨シーズン、試合終盤の競った展開の中で代走や守備固めで器用されて存在感を見せ、広島東洋カープの25年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。

赤松選手は胃カメラの検査を受けた結果、初期のがんが見つかったことを先月28日に明らかにしていて、球団によりますと、5日に広島市内の病院で胃の一部を摘出する手術を受けたということです。

入院の期間は1週間から2週間の予定で、運動を再開できるようになるのに、1か月から2か月かかる見通しだということです。

このため赤松選手は、来月1日から始まる広島のキャンプにスタートから参加することができなくなりました。今後は3月末に開幕するペナントレースでできるだけ早い時期の復帰を目指し、リハビリをしていくことになります。