“震災いじめ”再発防止委 関係者から聞き取りせず

原発事故を巡り、福島県から横浜市に避難した男子生徒がいじめ受けた問題で、市は当時の学校関係者らへの聞き取りを行う予定がないことを明らかにしました。

この問題をめぐっては、学校側の対応が適切ではなかったとして第三者委員会が報告書を提出していて、15日に市は再発防止委員会の初会合を開きました。その後の改憲で、市の教育委員会は当時の学校関係者らへの聞き取りについて、現状では行う予定がないことを明らかにしました。

小林力教育次長:「第三者委員会で職員や教員にもヒアリングをしている。それでは不十分であるとなれば(聞き取りを)検討しなければならない」

また、市教委は第三者の有識者を再発防止委員会のメンバーに組み込むと市議会に説明していましたが、外部評価委員にとどめたことも分かりました。