両親「いじめで死を選ばないで」横浜市・震災いじめ

原発事故で横浜市に避難し、いじめを受けた男子生徒の両親が心境を語りました。

13歳の男子生徒は、横浜市の避難先の小学生で同級生かいじめを受け、不登校になりました。男子生徒の両親は初めて取材に応じ、「いじめを訴えても学校などは調査してくれず、時間ばかりが過ぎていった」「不登校になって教育を受ける権利を奪われ、子どもは友達と遊ぶこともできなくなり、そうなったことが悔しい」と苦しい胸のうちを明かしました。また、男子生徒から預かった言葉として「いじめを受けたとしても、死を選ばないで。つらくても生きてほしい」と紹介し、「いじめに関して世の中の制度が変わることを祈っている」と語りました。