中日ドラゴンズ・谷繁現役引退し監督に専念へ

中日の谷繁元信選手兼任監督が、今シーズン限りで現役を引退し、来シーズンからは監督に専念する意向を固め、球団側に伝えていたいた事が分かりました。

谷繁選手兼任監督は、プロ27年目の44歳です。平成元年、当時の横浜大洋ホエールズに入団し、平成10年には横浜の38年振りの日本一に貢献し、球界を代表するキャッチャーになりました。平成14年にフリーエージェントの権利を使って中日ドラゴンズに移籍した後は、4回のリーグ優勝や平成19年の日本一に貢献しました。さらに一昨年5月には、当時のプロ最年長記録となる42歳4か月で、2000本安打を達成しました。去年からは監督を兼任し、今年7月28日には通算の出場試合3018試合に伸ばし、南海ホークスなどで活躍した野村克也さんが持つプロ野球記録を更新しました。

球団関係者によりますと、谷繁選手兼任監督は今シーズン限りで現役を引退し、来シーズンからは監督に専念する意向を固め、球団側に伝えたいうことです。球団も了承する方針です。谷繁選手兼任監督は、近く、記者会見を開いて、正式に表明する予定です。