「声出し」で金銭やり取り・・・12球団中7球団に

プロ野球円陣で“声出し”する際に、選手間で金銭の授受があった問題で、広島では5連勝した時点でやり取りがあったことが新たに発表された。1人1万円ずつだし、声出し役が総取りするシステムで、参加は選手の自由だったという。パ・リーグでは2球団が発表した。楽天は2014年のセ・パ交流戦の時期に1軍登録の野手から1人あたり1000円を集め、試合に勝った場合、声出しした選手がいったん受け取っていた。この金は、選手会の会費に回され、選手個人が使用したことはないという。ロッテでは、参加は野手のみで、背番号が若い順に声出しを行った。他球団とは違い声出しした選手のみが1万円を拠出。この金を貯めておき、一番長く連勝したときの声出しをした選手のポジションの納会などの費用に回していた。これで声出しによる金銭の授受は7球団となった。