「許せなかった」木村花さん中傷投稿裁判後 母親が会見

プロレスラーの木村花さんが死亡した後にも中傷する投稿をされ心情を傷つけられとして、木村さんの母親が投稿者の男性に損害賠償を求めた裁判で、母親が会見で「許せない」などと心境を語りました。

プロレスラーの木村花さんは、フジテレビ番組「テラスハウス」の出演シーンをめぐってSNS上で誹謗中傷を受けた後、自ら命を絶ちました。

母親の響子さんは、花さんが亡くなった後も「地獄に落ちろ」などと中傷する投稿をされ傷つけられたとして、長野県に住む男性に対し、およそ294万円の損害賠償を求めて提訴しています。

「悔しいですね。許せなかったですね、やっぱり」(木村花さんの母親 響子さん)

中傷する投稿は匿名でしたが、SNSの運営会社に対して発信者の情報を開示するよう求めた裁判を経て、男性を特定していました。響子さんは今後、SNS運営者に対し、同様をした別のアカウントの発信者も開示する求める裁判を起こす予定です。