いじめ告白の小山田圭吾さん、辞任申し出 開会式で作曲担当

東京オリンピックの開会式で作曲を担当する小山田圭吾さんが、過去のいじめを告白していた問題で、小山田さんがツイッターで辞任を申し出たことを明らかにしました。

この問題は、東京オリンピックの開会式で作曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾さんが、過去に雑誌のインタビューで、学生時代に障害のある生徒らに対しいじめを行ったことを告白していたことが明らかになったものです。

組織委員会の武藤事務総長は17日の会見で、小山田さんが「十分に謝罪し、反省している」として続投に理解を求めていましたが、小山田さんは19日、自身のツイッターで「様々な方への配慮に欠けていた」とした上で、組織委員会に対し、辞任を申し出たことを明らかにしました。

この問題をめぐっては、加藤官房長官が19日の会見で「いじめや虐待はあってはならず、全く許されるものではない」として組織委員会に対して適切な対応を求めていました。