赤い鉄橋線路の敷設作業

おととしの台風19号で一部が上田電鉄別所線千曲川にかかる「赤い鉄橋」の本体部分が完成し、線路を敷く作業が始まっています。

鉄橋に線路を敷く作業はおとといからはじまり、きょう作業の様子が報道陣に公開されました。

レールの長さ25メートル、重さおよそ1トンで、「トロッコ」に2本ずつ乗せ、専門の作業員が鉄橋まで運びました。

全長224メートルの上田電鉄別所線の「赤い鉄橋」=「千曲川橋梁」は、おととし10月の台風19号で5分の1が崩落。

去年1月から解体・復旧工事が始まり、先月下旬に崩れ落ちた部分の復旧工事が完了しました。

レールを敷いた後は電気設備の設置や堤防道路の踏切の建設など、大詰めの作業に入ります。

上田電鉄別所線は来月28日に全線が開通する予定です。