森会長発言 組織委員会 有識者から意見聞く会合12日午後に開催

東京オリンピックパラリンピック組織委員会は、森会長の女性蔑視と取れる発言について、理事会と評議会の有識者から意見を聞く合同の会合を12日の午後に聞くことを決めました。

大会組織委員会の森会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことを巡っては、森会長本人が発言を撤回、謝罪しましたが、その後も国内外から批判が続いています。こうした中、組織委員会は、森会長の発言について理事会と評議員会の有識者から意見を聞く合同の会合を12日の午後3時から聞くことを決めました。

理事会は重要事項の決定や会長の選定などの権限を持ち、評議員会はその上部組織に当たりますが、今回の会合は合同の“懇談会”として開く為何か決める場にならないということで、リモートでの参加も可能としながら、様々な分野の有識者から今回の発言と今後の男女共同参画の取り組みについて意見を求めるということです。

会合は組織委員会御手洗冨士夫名誉会長を中心に取りまとめを行い、会合の後には記者会見が行われる予定です。