俳優の綿引勝彦さん(75)死去

俳優の綿引勝彦さんが去年12月30日に、膵臓(すいぞう)がんのため都内の病院で亡くなっていたことが分かりました。75歳でした。葬儀は近親者のみで執り行われたということです。

所属事務所によりますと、綿引さんは2018年8月に進行性のがん細胞が見つかり、2019年12月に肺への転移が確認されました。

そして、去年2月から化学療法を始めていたといいます。

しかし、完治には至らず、11月に治療を打ち切り、自宅で療養を続けていたということです。

その後、12月未明に容体が急変し、再入院していました。

綿引さんはTBS系ドラマの「天までとどけ」シリーズの父親役として知られ、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった女優の岡江久美子さんと約10年にわたって夫婦役を演じていました。