チロルの森が21年の幕

塩尻市のレジャー施設「チロルの森」が、新型コロナウイルスの影響による来園者減少などを理由に、21年の歴史に幕を閉じました。

最後の営業日となったきのう。

塩尻市の「チロルの森」には、午前10時の開園と同時に多くの家族連れなどが訪れました。

動物とのふれあいなどを楽しめる施設として、1999年のオープン以来親しまれてきた「チロルの森」。

しかし、来園者の減少に加え、今年は新型コロナウイルスの影響による休園などで厳しい経営が続いたことから、運営会社が閉園が決めました。

9月末に閉園を発表して以降、チロルの森には別れを惜しむ多くの人が足を運び、11月の来園者数は2万人余りと、去年と同じ月の4倍以上にのぼりました。

チロルの森で飼育されているおよそ100匹の動物の多くは全国各地の動物園や牧場などに引っ越すか、一般の里親に引き取られるということです。