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南信州で「市田柿」作り始める】

飯田下伊那地方で、秋の風物詩の「市田柿」作りが始まり、色鮮やかな「柿すだれ」がお目見えしました。

飯田市座光寺の熊谷博人さんの加工場では、専用の機械を使って柿の皮をむく作業が行われています。

その後、ひもに柿を吊るして干し場にぶら下げると、姿を現すのは、南信州の秋の風物詩、「柿すだれ」です。

熊谷博人さんは、「毎年この時期は良いものを作りたいという気持ち、やわらかくて、食べたときにおいしいと思ってもらえる柿を作りたい」と話していました。

JAみなみ信州によりますと、今年は、7月長雨などの影響で、実が落ちたり変形したりする被害が出て、出荷量はおよそ1.100トンと去年より80トンほど少なくなる見込みだということです。

市田柿は、2週間から4週間ほど乾燥させるなどして、今月下旬から出荷が始まります。