安倍首相会見 休業補償で新たな助成金創設へ

安倍総理は記者会見で、新型コロナウイルスで小中学校、高校などに臨時休校を要請したことに関連し、保護者らが休職する際の「休業補償」として新たな助成金を創設する考えを明らかにしました。「保護者のみなさんの休職に伴う所得の減少に新しい助成金制度を創設することで、正規・非正規を問わず、しっかりと手当てしてまいります。私が決断した以上、私の責任において、さまざまな課題に万全の対応を取る決意であります」(安倍首相)

また、安倍総理は今年度予算の予備費およそ2700億円を活用し、第2弾の緊急対策を今月10日程度で取りまとめる取りまとめると表明しました。

「十分な説明がなかった、与党も含めて、確かにその通りなのですが、しかし、それは責任ある立場として判断をしなければならなかった」(安倍首相)

一方、十分な説明がなく突然、臨時休校を要請したことで、教育現場や家庭などで混乱がみられたことについてこのように述べ、理解を求めました。