セブン“客の苦情多い”東大阪市のオーナーとの契約解除へ

セブンーイレブン・ジャパンは、本部との合意を得ずにコンビニの営業時間を短縮している大阪・東大阪市の店舗のオーナーに対し、今月31日で加盟店契約を解除すると通知しました。利用客からの苦情が多く、信頼回復の措置が取らなければ契約を解除せざる得ないと判断したとしています。

セブンーイレブン・ジャパンは20日、本部の社員らが「セブンーイレブン東大阪上小阪店」を訪れ、オーナーの松本実敏さんに対して契約解除を通知する社長名の文書を手渡しました。

それによりますと、この店舗には「大声で怒鳴られた」等という利用客からの苦情が数多く寄せられ、その件数は他の店舗と比べて極めて異常だとしています。

又、オーナーはツイッターで本部を誹謗中傷する内容の発信を継続し、本部の社会的信用を毀損して信頼関係を損なっているとしています。

この為オーナーが信頼関係を回復するのに十分な措置を取らなかった場合は今月31日を持って加盟店契約を解除するとしています。

この店舗では、今年2月から、本部と合意を得ずに営業時間の短縮に踏み切り、コンビニの24時間営業をめぐる巡る問題が表面化するきっかけとなりました。

セブンーイレブン・ジャパンは「今回の通告は、深夜休業等の問題とは別次元の内容で、一切関係ない」としています。

【オーナー「納得出来ない」】契約解除を通知されたことについてオーナーの松本実敏さんは「苦情やツイッターの投稿を契約解除の理由にあげているが納得出来ない。私が元日の休業を宣言していること等、きにいらなオーナーだから契約を解除するとしか思えない。この様な事が許されてはならない。今後は他のオーナーとも連携して対応していきたい」と話していました。