いじめ教諭「給与差し止めは不適切」

兵庫県神戸市の東須磨小学校で教諭4人が後輩教諭をいじめていた問題で、神戸市は、懲戒処分の決定前でも「起訴される恐れ」のある職員の給与を差し止めることができるよう条例を改正。

有給休暇中だった加害教諭4人について、審査会が「起訴されるか見通せず、妥当ではない」と意見したのに、差し止めを決定しました。

これに対し、加害教諭の1人(30代)は、市の人事委員会に処分の取り消しを求め審査請求しました。加害教諭の代理人は、「条例の施行される前の行為に対し、条例を適用するのは不適切」としています。