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松本市の菅谷昭市長が引退を表明】

松本の菅谷昭市長は任期満了に伴って来年3月に行われる松本市長選挙に立候補せず、今期を持って引退する考えを8日の市議会で明らかにしました。

菅谷氏は、8日開かれた松本市議会の臨時会で「4期目を務めるにあたり、退路を断って取り組んできた『健康寿命延伸都市』の創造を進める事が出来た。多くの皆様の支えで自身の役割を果たしたと考え、今期で身を引く決意をした」と述べ、来年3月に行われる松本市長選挙に立候補せず、引退する事を表明しました。

菅谷市長は千曲市出身の75歳。信州大学医学部の助教授や長野県の衛生部長などを経て平成16年の松本市長選挙で初当選し、現在が4期目でした。

菅谷市長は、取材に対し、「当初から4期目が総仕上げだと言っており、男の美学の様なものだ。引き際が大事だと考えていて、市の行事が落ち着いたこのタイミングで公表した。現時点で後継者について申し上げる事は無く、推移を見守りたい」と述べました。

その上で、今後については「自分のライフワークとしているチェルノブイリ原発事故の問題に取り組みたい」と話しています。