いじめ訴えに校長が「一切ない 不服なら他校へ」

千葉県流山市で深刻ないじめ被害が3年以上放置された問題で、被害を訴えた保護者に対して中学校の校長が「不服があるなら別の中学校を紹介する」などと発言していたことが新たに分かりました。流山市のいじめ被害の中間報告書によりますと、男子児童への

いじめは中学入学後も続いていました。2016年の中学2年の時に保護者が校長に被害を訴えましたが、この際、「ないものはない、いじめは一切ない」「不服があるなら別の中学校を紹介する」などと転校を勧めていたことが新たに分かりました。流山市教育委員会は、この発言について「選択肢の一つとして転校し、生活をやり直す方法もあるという意味」などと説明しています。