必要な警備を怠った 女子大学生が東京都などを提訴

警視庁が必要な警備を怠ったとして、訴えを起こしました。

冨田真由:「温かい支援にとても救われていました。本当にありがとうございました」

冨田真由さんは2016年5月、東京・小金井市でファンの男に刺されて重傷を負いました。訴状によりますと、冨田さんは男からインターネット上で繰り返し脅されているとして警視庁武蔵野警察署に相談していましたが、警視庁は男に警告せず、事件当日に約束した見回りもしなかったということです。冨田さんと母親は警視庁が必要な警備を怠ったとして、所管する東京都などに対して約7600万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こしました。